学ぶ
17.07.03
おまっとさんです!!(キンキン)
電車の中押し合う人の背中にいくつものドラマを感じたり、親の背中にひたむきさを感じたりしている間に7月になっていました。
おっととっと夏だぜ!!と叫びたくなる季節の到来です!!(未成年なのにキャバクラ行ったり、盗んだ銅線転売して捕まったり、芸能界引退後バイク雑誌に自分の写真を本名で投稿したりしながら)
そうです。
今のところ、頭にひらめいたことを思うがままにブラインドタッチしているまでです。
明治の文豪たちもこんな感じだったんだと思います。
憧れるぞ、明治の文豪。
ということで、我が脳みその中をうごめく愛川欽也、尾崎豊、後藤祐樹たちの合間を塗りながら、いろんなことを考えるそれがしゃちょうのお仕事。
ももち引退、ポーゴ死去、日々いろんなことがあり、仕事とは?生きるとは?いろいろ考えるわけです。
で、本日は「お勉強とは?」という話。
「現役デザイナーがつくったデザインスクール」が売りな我がスクール。
理論的にデザインを教える能力、器用に効率よくいろんなソフトを使いこなせる能力、そのへん超絶自信があるわけです。
が!
が!
そういうことプラス「学ぶ方法論を理解し、それを人に伝える能力」も「あ、こういうの意外に皆さん知らないのね。。。」ということで、私やら我がスクールの売りになっているわけです。
「デザインをする能力」と「学ぶことを伝え、導く能力」はイコールでないわけです。
世の中には大きく分けて「学ぶことが得意な人」と「学ぶことが苦手な人」がいるわけです。
苦手な人とはどういう人なのでしょうか。
まず、目の前に5個やらないといけないことがあるとします。
5個同時にやろうとします。
で、「大変そう」→「無理」→「あきらめる」→「自分の目の前にはとても難しい何かが立ちはだかってた」となるわけです。
で、得意な人。
得意な人は、とりあえずわかること1個1個つぶしていきます。
得意な人の質問は「ここがわかりませんでした」と不明点が明確です。
とりあえず、1個1個つぶしていけばいい。
それだけなんです。
デザインも仕事も生きていくことも。
極論を言うと、難波から梅田と天王寺に同時に行くことはできないんですが。
でも、できない人は梅田と天王寺に同時に行こうとして、方法論が見つからないから(そもそも不可能)あきらめます。
できる人は、「難波から梅田に行く。その後、梅田から天王寺に行く」か「難波から天王寺に行く。その後、天王寺から梅田に行く。」というように一個一個ずつ方法論を考えます。
とりあえず、梅田か天王寺家には行けるわけですから、行くわけです。
こうなってくると「学ぶ」ということ、「教える」ということに、デザインの経験、知識なんて関係ないですよね。
「どうすれば、目の前の課題を解決できるか?」
「そのためには一個一個解決するしかない」
ということを教えることが、「学びを教える」場所に携わる人間たちが知っていないといけない必要条件となります。
その後、経験を積んでいくと「一度にまとめてできることはまとめてやろう」という意識に変わり、それが仕事力の差になるのですが、最初は一個一個わかることからつぶしていけばいいんです。
「いいデザインの本ありますか?」
「デザインがうまくなる練習法ありますか?」
等々聞かれることがあります。
私はアイスホッケー、フットサルをキーパーを20年近くやってきましたが、キーパーの練習って時間と場所だけを与えられて、基本的には自習なんです。
自分で練習メニューをつくってました。
社会人になって始めたフットサルはチーム活動以外に他のメンバーに早く追いつきたかったら、チーム活動がない日は仕事後、家に帰ってひとりでトレーニングしてましたが、練習メニューは自分で「フットサルのキーパーに必要な動き」「自分の課題」を考えて、全部自分で考えたことをやってました。
フィジカルトレーニングは自分でやっても単なる自己満足になってしまうだけだと思ったので、自分が納得できる理論に基づいたトレーニングジムにお金を払って、トレーナーさんに正しいカラダの使い方をできてるか見てもらったり、自分が苦手な動きを伝えて、どうすればクリアできるかいつもいつも考えてました。
ということで、自分で勝手にやってました。
そんな感じでやってきたことを、今度は「人に学ぶということを教える業」としてビジネスにできて、今考えたらやっといてよかったと思います。
その中で失ってきたものは多々あったんだと思いますが、今考えると現時点で全部必要ないことだったりします。
私の脳内にはいつも「そんな簡単なわけないやん」という言葉と「そんなもん簡単やん」という言葉が両方存在します。
とりあえずは一個一個やっていくことが第一歩であり、一番の近道ということを皆さんに理解していもらえるような場所を作っていくことが、今の私のお仕事なんだろうと思いつつ。