バーブ
12.10.08
パパなのだぁ〜。
ということで、私の愛するパパリンです。
こう見えて元鹿児島一足の速かった男です。
自分のことをいつも「若い頃は橋幸夫って言われてた」と誉められてるんかバカにされてるんかよくわからん自慢をするのですが、先日うちの奥さんに「いつも橋幸夫とか郷ひろみとか言うてるけど、実はバーブ佐竹や思ってるねん」って正直に告白してて、ちょっと寂しかったです。
うちの父親は面白くないことをずっと言い続けるキャラクターであって欲しい。
そんな素直な父親なんて見たくない。
と思ったけど、バーブ佐竹をGoogleで調べてみたら、本当にそっくりで笑いが止まりませんでした。
間違いなく、今までの父親の発言の中で一番おもしろかったです。
横浜の姉にも教えてあげたい。。。
ということで、今日お話したいのはバーブの話ではなく、昨日はソフトバンクホークス小久保選手の引退記念式典を見ながら、事務所で一人で号泣してたってことです。
ソフトバンク関係の画像を探してたら、バーブが出てきました。
それにしても、ひとりでよかった〜♪
ええ年こいたオッサンが嗚咽と鼻水をミックスさせながら号泣してる姿を見られるの恥ずかしいですからね。
小久保選手、デビュー戦から見てますが、「入団してレギュラー獲るまでの誰よりも声を出して率先して誰よりも練習する姿」「主軸になったけど、福岡移転後初優勝のシーズンに絶不調だった姿」「巨人に謎のトレードされたこと」「FAでまた戻ってきてくれたとこ」「年を経て、自分の思い通りのパフォーマンスを発揮できずに苦しむ姿」、それらに私自身の人生やスポーツ人生を投影してしまい、涙が止まりませんでした。
小久保選手といえば「誰よりも早くグラウンドに来て、誰よりも遅くグラウンドから帰る」って言われてたんですが、私もフットサルで全国大会に出たチームに所属していた当時は「とりあえずチーム内で一番練習しよう。チームや味方に文句、不満を言うのはそれからや。」って思って、やってました。
私の場合、小久保選手ほど精神的に強くはなかったとは思いますが、当時のチームで一番練習やってたって自負はあります。
でも、もっともっとやれたはずやって今でも思います。
自分と同い年の城島選手の引退もそうですが、栄枯盛衰を見てきた、特に彼らの苦しい時を見てきたので、ついつい自分に重ね合わせて見てしまいます。
デザインも、仕事もそうなんですけど、本気で、必死でやったら、才能だけでやってる人間なんて簡単に抜けると思ってます。
でも、本気で頭使って、時間使ってやらないとダメですけどね。
才能ってのはとことん本気でやったけど、たどりつけない部分、そこが才能なんだと思います。
そこまでたどり着いてないのに、才能のせいにする人が多くて腹が立ちます。
今年はたくさんのプロ野球選手が引退して非常に寂しいのですが、彼らからそういうことを学んできたんだと思ってます。