史上最高のピッチャー
13.07.30
本日、私が思う史上最高のピッチャーが現役引退を発表しました。
斉藤和巳。
大物投手として入団しましたが、入団当初は持病のルーズショルダーでまともに投げれず、打者転向やリストラ候補に名前が挙がる存在でしたが。
が、和田、新垣が入団し、杉内が2年目を迎えたシーズン突如エースとして頭角を現し、その年20勝。
実質3年間しか活躍できなかったのですが、16勝1敗という驚異的な成績を残したり、翌年は18勝4だったはず。
この年はプレーオフの最終戦で0-0で迎えた最終回に失点し、泣き崩れて立ち上がれないという、驚異的な生涯勝率を残したエースとして皮肉な結果に終わった、悲劇のエースでした。
この翌年復活しましたが、まともに投げれず。
後は自分のカラダの限界を否定し続けて現役引退を拒否し続けました。
杉内がFAしたのには「リアルなエースより昔のエースを大切にする球団」への反抗的な意味合いも多分にあったと思います。
そのへんはどうでもいいですが、本当に「これぞエース」と言えるのは、ホークスファンの私にとっては斉藤和巳だけなんです。
今のエース攝津は人間的・精神的には同じぐらい素晴らしいと思いますが、「気持ちをボールに伝える能力」に関しては斉藤和巳には敵いません。
松坂もダルビッシュもマー君もかなわないと思います。
それぐらい凄い。
自分がリアルタイムで見たひとりのエースの寂しい幕切れ。
と書いたところで、かなり終電がやばいので帰宅します〜。