デザイナーを夢見る
永遠の少年少女たちのバイブル

しゃちょうのブログ

監督の話

15.06.05

今年のプロ野球シーズン開幕前にオリックス森脇監督著「微差は大差」を拝読し、いろいろ思うことがあったということをこのブログにも書いたわけですが、その森脇監督が今週事実上のクビになっちゃいました。

優勝候補の呼び声がいざ始まってみたらダントツの最下位で。

今、冷静に考えると勝てない理由は多々あったのですが、シーズン前っていうのは足し算の発想しか誰も持てなく。

ブランコ、中島、小谷野、バリントンら新戦力の加入。

金子、平野佳ら退団が噂されていた主力の残留。

昨年、最後まで首位争いをした経験。

全てがプラスにいくものと思われいました。

が。

まず、昨年の一番の強みだった強固な中継ぎ・抑え陣が昨年の疲労からか全く機能せず。

移籍組も不調やケガで全く機能せず。

私が思うに組織というものは難しいもので、チームスポーツには「試合に出れる人」と「出れない人」に分けられるわけです。

「出れない人」は「出れる実力があるのに出れない人」と「端から出れる実力がないから出れない人」がいます。

後者は心の底からチームの主力の活躍を喜び、自分も近づこうと努力する人もいるでしょう。

たちが悪いのは前者です。

「なんで自分は出れないのか?」

起用法への不満が、チームへの不満になり、監督・コーチら首脳陣への不満となるでしょう。

そんなチームが一体感を持って戦えるでしょうか。

組織とは1+1=2という簡単なものではなく、そこに違う1が入るだけマイナスになってしまうことは多々あります。

本当に平等な競争のもとで選ばれたレギュラーたちが試合に出る。

どう見てもレギュラーたちの調子が悪かったら、代わりの選手が出場する。

そういう新陳代謝機能のあるチームだとチーム全員が目の色を変えてプレイし、「出れない人」も素直に「出れる人」を応援できるのではないでしょうか。

森脇監督も私が応援するソフトバンクの工藤監督もそうだと思うのですが、優しすぎるのではないでしょうか。

レギュラー、先発ローテーション、中継ぎ・抑え陣、合計でせいぜい20人ぐらいでしょう。

その20人を70〜90人の人間たちで競い合う椅子取りゲーム。

全員にいい顔なんてできるわけないはず。

A選手を信用しきるということは、結果としてB選手を信用しないということになってしまうわけです。

うん。

難しい。

組織って本当に難しく繊細だと思います。

そんなことを考えながら今日もニコニコ自転車通勤。