荒れる成人式
16.01.11
目を閉じれば19年前の私がそこに。
西区長の言葉に、「ハゲ!」等の怒号が飛び交う異様な光景。
区の職員さんたちと袴姿の新成人たちがやりあう光景。
そうです。
一切そういう光景を見ることがなかったのが我が故郷大阪市西区。
テレビのニュースで毎年おもしろVTRを見るたびに都会で育ったことを恨むわけです。
せいぜいヤンキーぶってた方々が我が子(ジュキアとかそういう名前)を連れてくるぐらいで面白みのない成人の日の式典なわけです。
次生まれ変わったら、特攻の拓の登場人物みたいなんが暴れまくる地方都市で育ち、成人の日の式典に出席して、流行りのJ-POPとかを歌って必死に若者に迎合しようとしている市長に向かって「うるせー!ハゲ!」と言ってやりたい。
そんな夢物語を見たりする私は本日お休みをいただきまして、朝から「えべっさん」に参拝してきたのでした。
生徒の方に「こんなの意味ないですよー!」と言われて、天使のような悪魔の笑顔で受け流したことがありましたが、私が神道の熱狂的な信者とかそういうことでは全くありません。
國學院大學や皇學館大学で熱心に学んだということもなく、そこまで詳しいわけでもないのです。
たくさんの方との「運」と「縁」があったから、今の自分だったり会社だったりは存在しえるわけで、そういう自分の力ではどうにもならないことに感謝することを、笹を拝むという形で表現しているわけです。
「商売したらわかりますよ〜」とお応えしたのですが、本当にそういうことだと思うのです。
私の実力なんて屁のつっぱりみたいなものなので。
そういうことで、今年で40歳なので2回目の成人式を迎えるわけですが、やっとこさ少しは大人になれたかもしれないなぐらいのもんです。
運転免許みたいに大人試験制度を実施し、試験に合格したら成人式受けれるって制度にしたら、日本ももう少しマシなお国になるのでは。
そんなことを考える今日この頃。