明年过得好
19.12.27
ニーハオ。
シェイシェイ。
オニイサン、カワイイコノチ○チ○マッサージキモチイイヨ。
ということで、私、先日、世界最先端を見るべく、中国は上海へと向かいました。
感想文を書いてたら長くなり、終わりそうにないので、箇条書きで書いていきます。
●紙の広告ほとんど見ない
デジタルサイネージ(電子公告)がほとんど。
さようならCMYK。
地下鉄の窓の向こうに投影されてる広告は「どうなってんやろ?」含めて、勢いを感じました。
●デザイン力高い
日本のデザインとの差はほぼ感じなかったです…。
●キャッシュレス社会の不便さ
今調べてたら海外からの短期滞在社用Alipayとかあるみたいですが、めんどくさそうなのでクレジットカードベースで行動しようと思ってたら、私の持ってたMasterCardとJCBがほとんど使えず、現金支払メインに。「スマホ決済のみ対応」ってのも結構あって、ケンタッキー食べれなかったり、新札しか持ってなくて地下鉄の切符買えなかったり結構大変。
●カメラ!カメラ!カメラ!
町中のそこら中にカメラ!カメラ!カメラ!
完全なる監視社会。
私は逆に悪いことされても気づいてもらえるだろうと安心して、町中を闊歩してました。
●無駄に豪華
上海一番の観光地?外灘。
夜になるとライトアップ。
パチンコ屋感、ファッションホテル感全開ながらも「これは大阪には真似でけへんな…」と敗北宣言。
飛行機の中で見せられた重慶のPR映像も似たような感じだったので、中国は大都市をムダにライトアップするのが好きみたいです。
●物価
交通費は安いです。タクシーも関空ぐらいまでの距離を高速使って3,000円ぐらいなので。
最初は地下鉄乗るのが怖かったのでタクシーばっか使ってました。
300円ぐらいで20分ぐらい乗れる。
地下鉄も100円ぐらいで市内は移動できる感じ。
新幹線で30分の蘇州でも何百円かでした。
食費も日本よりちょっと安い感じかと。
観光客が多いのか、スイーツ屋がアホほど多かったです。
●日本のにおい
マクド、ケンタッキー、すき家、サブウェイ、スタバ、ドミノピザ。
ファミマ、セブンイレブン。
アップルストア。
日本でも見かける店をたくさん見ました。
逆に「中国にしかない!」という、飲食チェーンやコンビニはあまり見かけなかったかも。
●北朝鮮レストラン
北朝鮮が外貨を稼ぐために世界中で展開しているという美女軍団がホールを務める北朝鮮レストラン。
北朝鮮と国交がたぶんある中国にもあるはず!と思って検索したら、本当にありました。
店の前に行ったら、呼び込みをする一般人のかっこうをした美女軍団予備軍2人。
店を写真撮影しようとしたらダメですよというジェスチャーをされる。
「北朝鮮名物といえば冷麺やけど、冷麺食べれないし、冷麺しかなかったらどうしよう…」
と心配しておりましたが、焼肉(焼いたやつ持ってくるやつ)と石焼ビビンパを注文できました。
あと、北朝鮮ビール!!
普通に美味しくいただきました。
美女軍団が石焼きビビンパを混ぜてくださりました。
感動。
石焼きビビンパマンセー。
少々高めのお値段設定でした(以上で4,000円ほど)。
美女軍団の歌と踊りのショーはもう終わった後やと。
無念。
しかし、終始笑顔の接客で、愛想という文化がない中国においては奇跡的でした。
●マナー
マナーという言葉がない国と考えていいかもしれません。
順番待ちなどあってないようなもの。
抜かれまくり。
地下鉄の中で電話するもの、動画を音出して見て大笑いする者、車両の地べたに座る者。
でも、地下鉄で高齢者の方がいたら、若者は皆率先して席を譲ってました。
これは日本では見ない光景。
日本のモノサシだけでマナーが悪いとは一概に言えないんだろうと思いました。
●馴染む
普通に現地の方に中国語で話しかけられること多数。
現地の人とビジュアル面での差はないみたいです。
●リニア
橋下徹氏が「上海は空港から都心までリニアで6分で着くんですよ!大阪にもリニアを!」って言ってたのを思い出し、空港までのリニアの存在に気づく(なぜか百度地図の経路検索には出てこず)。
時速400km以上は吐き気をもよおします。
確かに6分で空港までついたけど、リニアの駅まで上海中心部から何駅かあります。
新大阪みたいな感じですね。
●都市の規模
全く大阪の比ではないスケールですし、東京よりすごいんかもしれません。
東京みたいに巨大ビル群がいくつもある感じですね。
進化のスピードがすごい。
●手荷物検査
地下鉄に乗る度に手荷物検査があるのはめんどくさかったです。
●景観
空気が汚いと聞いてたけど、気にならないし、ゴミも全然落ちてません。
市を挙げて景観整備に力を入れている感じです。
ただ、タンをペッペするおっちゃんは多かったです。
●表と裏
「すごい進化やな…」
「皆さん楽しそう…」
と思わされながら、私の今回の目的は「中国の方々の生活を見ること」。
上海は国家単位で演出しているところもあると思ったので、日帰りで行ける蘇州に行ってみました(新幹線で上海から30分)。
蘇州にも地下鉄が通ってたり、経済成長の影響は感じましたが、上海よりかは昔ながらの家も多かったし、「お金を恵んでください」な方も何人か見ました。
上海だけで中国を判断するのも危険なんだろう、と。
●まとめ
「実際に行ってみるといろんなものが見えてくる」です。
イメージ通りのもの、イメージ以上のもの、イメージ以下のもの。
日本が完全に劣っているもの、日本の方がまだまだ優れているもの、どっちの方がいいんだろう?と考えされるもの。
でも、そこにいるのは私達と同じ人間ですし、商売に関してお礼を言わないのがマナーな国だと思うのですが、私はクセみたいなものでついつい「謝謝〜」と言ってしまうんですが、皆さん笑顔で返してくれるんですよね。
性格が悪いんじゃなくて、本当は皆さんいい方々なんだろうなーと思いました。
そして、日本語しか話せない自分の言語力は、今の時代(海外まで行くことのハードルが低い)において、本当にもったいないことなんだなと痛感しました。
いろいろ話してみたいですね。
次は北欧か東南アジアに行くことを企んでますが、息子が早くお利口さんになって、奥さんが両手を挙げて旦那のグローバル社会見学に賛成してくれるようにならね。ば。
とりあえず頑張れ息子。