当スクールの生徒の方々は活動的なのか「海外に行くのでしばらくお休みします〜」という方が多いです。
正直「羨ましい〜」と思うわけです。
何とかの塔とか、何とかの門とかそんなんには全然興味がないのですが、海外ではデザインがどういう立ち位置にあって、人々がどういう生活をしているのか、凄い興味があって。
自分が見たことがない景色がそこにあるのじゃないかと思うと行きたくて仕方がないわけです。
お金もねえ、時間もねえ、レーザーディスクはなんじゃらほいな幾三イズム全開の私なので、「自分が見たことがない情景」を今は本を読むことに求めることにしています。
いろいろ考えるのがめんどくさいのであんまり小説とかは読まずに、これまではインタビュー本やエッセイ、コラム集みたいなんしか読んでなかったのですが、この頃は友人が面白いという本は読むようにしていて、小説とかも読むように。
今は「桐島、部活やめるってよ」っていう本を読んでるのですが、情景の文字表現が巧すぎて、いろんなことを考えこんでしまい、全く話が頭に入ってきません。
とにかく、情景の表現が凄い。
デザインって「よりわかりやすく伝えてあげること」っていつも話していますが、情景をイメージさせるための言葉選びが本当に凄い。
といろいろ考えるので、本当に話の本質が頭に入りません。
で、結局何の話しやねんやろう?と思いながら、今日も帰りの電車で引き続き読むことにします。