大阪本町制作所

[綴る]

しゃちょうのブログ

スクロール

ためる。

先週は国民的長期休暇以外では初めてかもしれない連休をいただきましたが。

家族サービスと睡魔のためブログ更新断念。

息子を寝かせつけながら一緒に寝てしまった奥さんが22時に目覚めたら、しっかり布団を敷いて熟睡してる旦那に衝撃を受けたとのご報告を。

ちなみに夢の中で川平慈英と付き合ってたというご報告も。

そんな感じで本日の私はお休みだったのですが、先週の京都鉄道博物館に引き続き、今日は朝から南港へトーマスのイベントを見に。

おそらく20分ぐらいで全てを見終わってしまったのですが、興味深そうにトーマス以外にもいろんなもの(農協のおっさん風のアジア人のおっさんとか)を見る息子の姿に夢を感じてしまうバカ親なわけです。

さて。

本日はそんな合間を縫いながらも本日は読書多めだったのですが、KAMINOGEの所ジョージと所英男の対談が秀逸で。

ジョージの方の発言を引用させていただきますと、

(ネットのコメントを頼りにいい店探しをしてる方々に)
「あの人たちの生き方って、もったいないなって思う。答えを見てから行って何がおもしろいの?便利なことに慣れすぎて、セーフティラインにずっといて満足していわけ。本来、セーフティラインを越えたところに新たな発見があるからおもしろいわけじゃない?」

(「ハマる」ということについて)
「うん。でも、一般の人がハマらないのはなんでかって言ったら、辛抱が足りないからだと思う。誰でもそれがハマったらできるはずなんだけど、ハマる前にやめちゃう。それはなぜかと言えば、大人はやる前に想像しちゃうんだよ。「負けたらかっこ悪いし」とか、負けたことを想像してやらない。やらない人が楽しいわけがないんだよ。」

「人はみんなカッコイイところを見せたいんだよ。誰もがカッコイイだけの人生を送りたくて、できるだけカッコ悪いところは端折りたい、関わらないようにしようとする。でも、それをやってたら平らに人生は進むけど、おもしろくないもんね。」

「でも、みんなはそれでもおもしろいと思ってるんだよ。本当に面白いことを知らないから。」

「どんな会社に勤めようがね、この先どうなるかなんて誰もわからない。一流企業に入ったって辞める人もいるんだから。それで「自分には合わない」とか言って辞めたりするけど、好きで入ったなら合わせろよって話だよね。「世の中はお前中心に動いているんじゃねえぞ」って。格闘技やっててさ、「このルールは俺に合わないから」なんて通用しないでしょ?」

「夢中になれるものを見つければ、よけいないことを考えずに済むんだよ。「損しない暮らしを続けたい」って考えてると、あとで振り返ったときにつまんない人生になっちゃう。」

「めんどくさいことを全部省いたら、じゃあ、寝てればいいってことになるからね。いま、いろんなことが便利になって、家から一歩も出ずにネットだけでお金を稼ぐ人に憧れたりするけど、それって楽しいのかって思うよね。」

「「俺は運動神経鈍いからウィンタースポーツはできない」なんて言ってるヤツは、できないんじゃなくてやらないだけなの。つべこべ言わずにボーゲンから始めろっていうの。やらない理由っていうのはさ、みんなボーゲンやってる姿を見られたくないんだよ。いい大人になっちゃうと、「あの人、初心者だな」って思われたくないだけなの。ただね、周りは自分が思うほど、そんな姿見てないよ。」

起業して、学校つくって、会社になって、従業員雇って、講師も従業員でほとんどまかなうようになって、ずっとずっといろんなこと考えながら必死のパッチでやってきたわけですが、「人とは?」をずっとずっと考えるのが自分のお仕事なんだろうと思います。

誰も進んだことがない道をイチからつくってるところなんで答えも台本も何もなく、「こっちの道かしら?あっちの道かしら?」と、そのへんに落ちてるぐらいのレベルの脳みそと屁みたいな経験と知識から、脳内試行錯誤を繰り返す日々。

冷静に考えてみると誰も進んだことがない道だから、答えがないのなんて当然で自分が正しいと思うことを続けていって、その中で皆さんの力になれたら、カッコイイやん自分と思います。

自分なりに社会の中で生きていくために起業という道を選択したわけですが、どうやらこうやらちょっとだけそういう才はあったみたいで、いまんとこ予想を遥かに超えて順調にやれてます。

だから、より妥協せずに自分がやりたい風に仕事をしていこう、やっていいんだって思ってます。

で、私は必死のパッチでやることが楽しいし、同志に会えることが喜びなんだと思ってます。

いま頭でうろちょろしてること、全部所さんが言っててくれてたような気が。

卒業生の方から「飲みに行きましょうよ!」と誘ってもらうと、ホイホイと飲みに行く私(そして嫁さんに冷たい扱いを受ける私)。

私もみなさんのこと大好きですし、人として尊敬してますし、いろんなお話聞きたいですからね。

仕事だからとかお客だからとか、私そういう人間関係って全く求めてなくって、楽しかったらいいって思ってます。

もちろんいただいた受講料分以上のことを還元するためには常に全力少年ですよ。

スクール&社内は雑誌部やら、動画で広告やらいろいろ動き出しております。

4月から2名新入社員、青春のエスペランサが入社します。(しゃちょうプレッシャー)

私も学生時代になんとなく思ってた「スポーツビジネスに携わりたい」という憧れに近づけそうなので、こっちも本気でやってやります。

この向こう側にどんな景色が見えるんだろうという。

生まれて初めて見る電車の外の景色を眺めることにワクワクしてた4歳の剛くんは40歳になっても、生まれて初めて見る景色を眺めることにワクワクしているわけです。

ということで、おやすみ。

朝から夜中までおしごとしたり、灯油の輸送業に勤しんだりしている旦那を憐れんで、本日の奥さんは旦那の好きなようにさせてくれました。

たぶん、次のやすみは鉄道博物館+水族館、その次はトーマスのイベントとパパに千賀ばりの活躍が期待されているゆえの優しさ、ビコウズアイラブユーということなんだと思います。

時に愛はふたりを試しているわけです。

ということで、昼までチンタラ見逃してた鈴木みのると柴田の試合を見たり、プロレス総選挙を見てたりしてから、家族とイオンモールで合流してランチタイム。

帰宅後、家でオープン戦鑑賞。

その間、息子にパソコンをイジられ、スマホをイジられ、何度も何度もYouTubeでサチモスのPVを見せろとせがまれる。

#000な画面からサチモスが登場してくると毎回驚きの表情でパパの方を向く。

これを今日だけで30回はしたはず。

1歳2ヶ月児の行動や言動(何かを必死に話している)はよくわかりませんが、40歳9ヶ月児の方も行動も言動も理解されているとも思えないので似たようなものなのでしょう。

オープン戦終了後整骨院へ。

ガッチガチですよ、と。

ただ、整骨院のガチガチほどあてにならないものはないと思っている私。

一度奥さんと一緒に整骨院に行ったら隣で「どっこもコってないですよ」って言われてて、この人だけは信用できると思ったことありますが、うちの奥さん以外でそんなこと言われてる人見たことないのです。

が、せっかくなので鍼まで打ってもらっときました。

老体に鞭打つということで。

帰宅後、WBC鑑賞。

安心して見てた菅野が意外に早々と降板してどうなることやらでしたが、なんとかかんとか勝ちました。

日本が強いというよりかは外国の投手の急速の劣化が気になる今回のWBC。

千賀の快速球が初球いきなりオランダのメジャーリーガーにジャストミートされてた感じで日本流のきれいな真っ直ぐは通用しないから、どこの国も晩年の東尾とか江夏みたいなんばかりになってるんですかね。

ということで、40超えたおっさんの休日なんて誰が興味あるのだろう。

デザイナーを夢見る若者たちに1%の夢も与えないヒドい有様であります。

事実だから仕方がないのですが。

仕事の方はどんどん動いていきますよー。

我が社の脳みそ担当なので、必死のパッチで脳みそをグルグル回転させて、プラスに向かっていかねばなわけです。

頑張ろう私。

本日おやすみしております。

ということでこのまま19年間ブログもおしごとも放置し、19年後に「坂元しゃちょう復活!!」とかいうて、さえへん黒縁メガネでダサシャツのオッサンになって(冷静に考えると今とあんまり変わらない)帰ってきたりできないのか。

そんな気持ちがブログタイトルに表れております。

訳わからんこと言ってたら勝ちみたいな文化は19年後も変わらず。

オザケンをBGMに陽気に踊る1歳児を見てると、オザケンの音楽にはパパには見えない何かが宿っているのでしょう。

ということで、ここ最近のスクールですが「DTP、グラフィックデザイナーですがWEBを学びたい!!」という方が急増しております。

「雪崩式タイガードライバー…。雪崩式デルフィンクラッチ…。」

と、私が雪崩式の限界値について考えている間にホンマでっかTVか何かで啓蒙してくれてたのかもしれない。

もしくはユーキャンが過剰CMキャンペーンを打ち出してくれたとか?

理由はどうあれ、紙ベースの方々も是非是非WEBをすべきなのでっす!!

同じレイアウトですよ!!同じ!!

IllustratorやらInDesignでやれることがかなり制限されて、文字列で指示する形になっているだけなのです。

紙のデザインみたいな難しいことやってるんだから、できるはずなのです。

人の細胞に「紙のデザインに優れた遺伝子」「WEBに優れた遺伝子」なんてないわけです。

食べず嫌いはよくない。

損してるのは自分なのです。

ということで、最後に説教くさいことを言わせていただくと、今の自分をつくっているのは自分です。

なぜそこにいるのか?

それは自分が選んだからという理由の他にないわけです。

周りを変える方が何億倍もめんどくさい。

自分が変われば、自分の位置も変わるわけです。

自分の位置が変わらないのであれば、自分が変わってないだけですよね。

仕事もプライベートも遊びもアホな事も全部全力でやってみたら世界は変わるはず。

2時間も昼寝したからか我ながらいいこと言いますね。

さて、この後は在宅ワーキン、その後出社して従業員さんへのコーチ屋稼業、その後愛しの息子(とヨメさん)を迎えに堺の奥地へ。

WBCじっくり見れないのが心残りですが、パパ業、しゃちょう業頑張ります!!

 

3/1から我が事務所6年目のスタートです。

あっちゅう間ですね。

あっちゅう間。

つよしくんはやればできる子なんですを社会に少しは証明したと思うので、このまま帰り道に暴漢に会い「坂元死すともデザイン死なず。。。」と名言を吐きながらあの世に行ってもいいのかな、と。

流れ星を見つけたら「あ、あれは坂元先生!」と思ってください。

ということで、デザイン史に新しい史実を書き込み、納得したいところですが、私にはまだまだやらねばならないことが!!

7年目、8年目に向かって頑張りMAXX!!

そんな感じで坂元剛と愉快な仲間たちでこれからも頑張っていきます。

2月末から春休み限定短期愉快な仲間がスクール運営を頑張っております。

お利口さんでデザインも優秀なので(現在大学生)、将来優秀なデザイナーになってこの業界で大活躍していくだろう人材であります!!

そして、成長して、鮭のように我が社に帰ってきてもらったら、嬉しい限り。(株式会社大阪本町制作所石狩川式人材育成システム)

そんなことを考えながら本日はお休み。

息子の休日を知らずに遊びに来た両親から「お前最近休みすぎやろ。パパを見習ってもっと働け。」と怒られる始末。

まず、息子には会いたくないけど、孫には会いたいから、息子の仕事の日を狙って、息子の家に遊びに来る両親というだけで何かがおかしい。

自殺した電通の従業員さんを超える労働時間を誇る息子に「もっと働け」と言えるところが我が両親の素敵なところです。

ま、私のルーツなので、私もこんな感じなんでしょう。

哀しいけれどそれが現実。

「人はどうやって差がつくのか?」を考え、いろんなものを追っかける毎日ですが、最近ネットで見て納得したのは砂鉄という謎の方のツイートで以下のようなものがありまして。

馬鹿と知者の差は「五感」にあるんだよ。知識なんか「他人が感覚器を通じて見つけたお裾分け」に過ぎない。感覚器が優れていれば目を開けているだけで知識は入ってくる。絵師の煽りに「目の前に見本があるのに何で描けないの?」ってあるだろ。人間の感覚器ってのは意識して鍛えないと役に立たないの
(以上、砂鉄さんのツイート)

デザインは人の感性をコントロールするお仕事です。

従業員さんのデザインを見るのも私のお仕事ですが、私に見えているものをどうやってこの子たちに伝えたらいいんだろう?って試行錯誤している日々です。

彼女たちも一所懸命に試行錯誤して作って、それにOKが出ないのは悔しくて仕方がないと思うのですが、私達のお仕事は頑張ったからOKというお仕事ではないのです。

私に見えているものを皆さんにお裾分けできる言葉や方法論を見つけないといけないし、そもそも私自身ももっともっと自分が今まで見たことがない世界を見ることに貪欲にならないといけないわけです。

そんなことを考えるここ最近の私。

「普通の人々が見えてる景色がどういう景色か?」をきちんと理解し、そこにどんなアプローチをするのかがデザイナーのお仕事であり、能力。

見たいもの、食べたいもの、行きたい場所、やりたいことにもっともっと貪欲になって感覚器を研ぎ澄ませることも私の大切なお仕事であり、それらを従業員さんたちもできるような環境を作ることも私の大切なお仕事なのであります。

ということで、これからも私も愉快な仲間たちもコロコロ転がって進化という名の変化を続けながら、進んでいくのみです。

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このブログについて

代表の脳内を大公開。思ったことを思ったまんまに書き殴るタイプのブログです。子どもの頃から基本的にフザケてたら、社長になってたり、40越えてたり、パパになってたりしてた人間の駄文となります。私以外のスタッフは皆さん真面目なので、弊社はれっきとした真面目な会社です。こんな阿呆に付き合わされて皆さん大変だと思います(棒読み)。