大阪本町制作所

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しゃちょうのブログ

スクロール

人は生きてる中で五感から様々な情報を絶えず得ています。

それらのほとんどは記憶していません。

なぜか。

全ての情報を記憶してたら、脳みそパンクしますよね。

ということで、「おかしい」にだけ反応して、記憶するわけです。

食料や水の発見や自分の身の危険の察知という部分から「おかしい」に反応するんでしょう。

という人間の本能を利用し、人の行動をコントロールするのが広告です。

変化を用いて、人に気づかせて、行動させるのがデザインです。

なので、デザインする人はいろんな変化を普段から意識してないといけないと思ってます。

世の中の変化。

インターネット、スマホの普及により、加速度を上げてどんどん変化しています。

自分自身も変化し続けないといけません。

いつ自分の今の能力が通用しなくなるかもしれません。

ということで、今週から新しいお仕事をば。

同じようなお仕事でも、条件が変われば、いろいろ見えてくる景色も変わります。

自分の意識が足りないところ、自分が見えてなかったところ、いろいろ見えてきます。

40超えて、これまでの人生、できないことがいつの間にかできるようになってた繰り返しだったので、今回もそうなるんでしょう。

と、共に「これまでの価値観を覆してやろう」って思ってます。

なんて曖昧な言葉の羅列。

いろんなことが一段階ついたらまとめてお話しますね。

ということで、もうすぐ43歳の私も、7歳ちょっとの我が社も、変化していきます。

デザインの上達は本当に時間がかかります。

数字を使わない数学。

言葉に色と形を付加する国語。

人間の感覚、身体の能力、光と反射のシステムを理解する理科。

人と人がつくりだす世界である社会。

それらの掛け算がデザイン。

デザインについて本気で考え始め、今まで見てた景色から得る情報が全く違うものに変わっていく時がスタートラインなのか思います。

さて。

どうすればデザイン力が身につくのか、いつも必死に考えてます。

スポーツに置き換えて考えてみましょう。

私がフットサルやってた時のお話を例として出しますね。

[知識を得るためにやってたこと]
・他の選手のプレイをたくさん見る(試合観戦、動画鑑賞)
・トッププレイヤーに指導してもらう(有料のセミナー参加、チームメイトからの指導)
・知識を得る(フットサル雑誌、ネット記事、トッププレイヤーのブログ)
・カラダの使い方についてについて知る(トレーナーからの指導、カラダの使い方について書かれた本、ネット記事、ブログ)

[カラダのためにやってたこと]
・ストレッチ
・ランニング
・ジムでのトレーニング
・豆乳飲む

[知識をカラダに身につけるためにやってたこと]
・動作の反復練習(自主練習)
・チーム練習
・他チームの練習への参加
・ジムでのトレーニング(たまに姿勢や動きをチェックしてもらう)
・自分のプレイをビデオでチェック
・姿勢、手・足・かかと・膝・アゴ等カラダの各部位のポジションの試行錯誤

と、そんな感じです。

では、今度はこれらをデザインに置き換えてみましょう。
ちなみに私は仕事の中で知らん間にできるようになってたことなので、仕事以外で意識して何かを頑張った記憶はないのですが。

[知識を得るためにできること]
・他のデザイナーの制作物をたくさん見る(駅・電車の広告、コンビニの商品パッケージ、テレビCM、WEB閲覧)
・プロのデザイナーに指導してもらう(手前味噌ながら、私やら同レベル以上の方の添削)
・知識を得る(デザイン本、ネット記事、デザイナーやクリエイターのSNS)

[知識を得るために日々できること]
・町中にある書体をどんな書体か見る
・町中にある配色をどんな配色か見る
・いろんな人がつくったものを見る、読む(映画、音楽、アミューズメント施設、イベント、本、TV番組…)
・いろんな人の話を聞く
・人がデザインしてるところ、操作をしてるところを見る(会社で働いてたら)

[知識を再現できるようになるためにできること]
・デザインしてみる
・実際の業務でやってみる
・コンペへの応募
・自分がつくったものを誰かに見せて感想を聞く(プロに聞く、素人に聞く、どちらも大切)
・レイアウト、色、文字、画像、形の使い方の試行錯誤(苦手なことは極端にやってみたり)

そんな感じなんですかね。

何が言いたかったかといいますと、私は自分が苦手なことを好きになってしまい、勝手に苦しんでいるという困って癖の持ち主なのですが、いくら理論が理解しても、それを再現するカラダの使い方がなかなかできなかったから、モチベーションほどなかなかうまくならなかったんだと思います。

カラダの使い方=コツですよね。

コツっていうのは、骨のこと。

すなわち、私はいろいろ得た知識やイメージを骨の使い方にまで落とせる感覚を身につけれてなかったし、そこの部分が幼き時から苦手、下手ということですよね。

デザイン的に考えると、皆さんコツを掴めば、急激に自分の表現がレベルアップしていくんだと思っています。

私はコツとの出会いは運だと思います。

1回やって1回目で出会える人は幸運です。

千回目で出会える人、1万回目で出会える人、運だからマチマチです。

もしかしたら、出会えてても、そもそもの理解の部分がなければ、出会ったことにすら気づけないかもしれません。

もしかしたら、そういう人も多いのかもしれません。

圧倒的な試行錯誤が運を自分に引き寄せる。

私はそう思っています。

きっかけという名の出会いは予期せぬところから訪れることも多々あります。

そのときにその出会いに気づけ、それを活かせる人間になるための日々の準備次第なのかなとかも思います。

そんな感じでコツについてでした。


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