デザイナーを夢見る
永遠の少年少女たちのバイブル

しゃちょうのブログ

意外によかった

13.01.02

意外によかった

お正月、奥さんには申し訳ないですが、何度も何度も寝てしまっています。

熊の生態について詳しくありませんが、たぶん冬眠中の熊ってこんなんなのではないでしょうか。

とりあえず、いくらでも寝れる感じです。

その合間がヒマなので、今日は年末見逃してたテレビを見てました。

ゴッドタンマジ歌選手権で笑いっぱなし、やべっちFCのフットサルはどうも楽しんでってより理屈こねながら見てしまいます。

で、なんとなく美輪明宏の「ヨイトマケの歌」を見てしまったのですが、これが名曲でした。

歌詞と美輪明宏の何かが乗り移ったようなステージが。

私の父親は中卒、母親は高卒で、田舎から出てきて、都会で私と姉の二人を育ててきてくれました。

父親は夜間のトラックドライバー、母親は早朝3時に起きる掃除のおばちゃんです。

人が寝てる時間に働いてくれて、私は高校、大学と進学できたわけです。

そんな両親のことを思い出したわけです。

物流の現場に携わる方。
清掃業の方。

どちらも「憧れの職業」にする人あんまりいないと思います。

うちの両親は「自分らしさ」とか「やりがい」とか「生き甲斐」とかそんなことを考える余裕もなく、生きていくこと、家族を生きていかせることに必死だったんやろうと思っています。

還暦を過ぎた今でもどちらも仕事してますが、子どもとしてはもうゆっくりして欲しいです。

少しぐらい人生自分のために生きてもバチ当たらんと思うよ、って感じです。

私はよく周りの人に「自分をデザイナーと言うのも本当はイヤやし、クリエイターって言うのはもっとイヤ」って話します。

なんか「選ばれた人間でしょ」って感じがするのです。

誰かが夜中に荷物を運ぶから社会が回る。

誰かが早朝に掃除をするから、キレイな社会で生活できる。

デザインはそれ以上でもないし、それ以下でもないと思っています。

うちの父親の前で車の運転をしたらゴチャゴチャ言われるので嫌いなんです。

昔、母親の掃除の仕事をアルバイトがてら手伝ったことありましたが、ゴチャゴチャ言われてイヤで途中でやめました。

でも、今考えるとそれだけプロ意識を持ってるってことだと思います。

私も生徒さんに「目標は就職することじゃなくて、就職してからきちんと働いていける実力を身につけることですよ」と話をします。

そんなに難しいことだとは思ってませんが、ナメて欲しくはないって気持ちはあります。

何年もかかって、やっと一人前になれる業界です。

何よりも真面目さを求められる業界だとも思ってます。

というようなことを思わされたヨイトマケ。

就職なくって、何かのせいにしてウダウダ言うてる若者や子どもたちに見て欲しかったけど、まだ理解できないかな、とか思ったり。

一生理解できないかもしれないけど。