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マイナースポーツとブランディング

15.05.25

フットサル

私の青春時代はフットサルでして、毎日練習するのが日課だったので「いかに効率よく仕事を終わらせて、はよ帰って練習するか?」が仕事のテーマでした。

従業員失格。

そんなフットサルですが、何年か前にセミプロ全国リーグ「Fリーグ」が誕生し、爆発的に人気スポーツになる!!って、関係者皆さん思ったわけです。

が。

しかし。

逆に閉鎖的な世界になってしまい、実際にやってる人ですら、「よくわからない世界」「私には関係がない世界」になってしまいました。

Fリーグは有料なんですが、フットサルやってる私でも金払って見たいとは思いません。

新日本プロレスってプロレス団体が今プロレス業界で唯一景気がいいのです。

一時期悲惨な状態になったのですが、主力選手を総入れ替えし、広告を大量に出し「流行ってる感」を出すことにより、今までプロレスを見てた層を除外し、新しいファンを育てたのです。

「マニアがジャンルをダメにする」的なことを新日本プロレスの偉いさんが言ってました。

大手広告代理店が主導でFリーグのブランディングを行ったんだと思うのですが、それは「for マニア」なブランディングでした。

拡散する方向じゃなくて、閉鎖する方向。

一時期隆盛を誇ったK-1は極真会館という絶対的権威が牛耳ってた空手業界を、正道会館という大阪の一空手団体がエンターテイメントまで昇華させました。

フットサルだけに関わらず、たくさん存在するマイナースポーツ。

メジャースポーツのプレイヤーはまともにサラリーマンやってたら稼ぐことができない収入をもらいながら、プロスポーツ選手ということだけで生活できます。

Fリーグの選手もフットサル教室のコーチとかしながらのプロ生活ですし、Fリーグ以外の選手は普通に社会人しながらの選手生活になります。

多くのマイナースポーツの選手がそうだと思います。

そういう選手たちの負担が少しでも減り、もっと陽の目を見れるようにブランディングできないかな。

そんなことを考えてるのですが、一個一個試行錯誤してみたいと思いますー。

 

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代表の脳内を大公開。思ったことを思ったまんまに書き殴るタイプのブログです。子どもの頃から基本的にフザケてたら、社長になってたり、40越えてたり、パパになってたりしてた人間の駄文となります。私以外のスタッフは皆さん真面目なので、弊社はれっきとした真面目な会社です。こんな阿呆に付き合わされて皆さん大変だと思います(棒読み)。