大阪本町制作所

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しゃちょうのブログ

スクロール

進化と変化

18.04.23

息子、ナショナル坊やと触れ合う

ここのブログを読んでいる方、Twitter@ho_designschoolをご覧の方は、

「なんて、この会社の親分は真面目くさいんだろう」

とお思いでしょう。

物心ついたときから、いかにフザけるかのみに全力を注ぎ、大人たちに本気で怒られ続け、行儀よく真面目なんてできやしなかったので夜の校舎窓ガラス壊して回る勇気もなく、ただ単にビビってた私が、フザけないでお仕事頑張ってんすわ!!!!!

こんなにフザけないの人生で初めてですわ!!!!!

たぶん。

もう会うことはない、お母ちゃんに見せたい。

剛、真面目に頑張ってんだぞって。
たまに尊敬されたり感動するんやで、と。

こないだ家に帰ったら、駐輪場から息子に背を向けて帰っていくお母ちゃんを見ました。

そうです。

親子、お互いに避けてるから「もう会うことはない」なのです。

会うぐらいはするでしょう。

5分ぐらいなら。

昨日、家の冷蔵庫に我が家族が居ぬ間にお母ちゃんが冷蔵庫にケーキを入れてました。

引田天功がミッキーマウスのファンという情報を聞きつけた金正日(熱狂的天功ファン)が、スパイに引田家に侵入させ、特大ミッキー人形を置いて帰えらせたエピソードを思い出しました。

さておき。

完全マンツーマンレッスンのデザインスクールというのが我がスクールの売りでして、全くの未経験からプロを目指される生徒の方が多く、実際にプロとして羽ばたいていくわけですが(パタパタパタパタ)、実は現役のプロの生徒の方も多かったりします。

いざ働き始めたら教えてくれる人なんてなかなかいないですからね〜。

そんな感じで自画自賛してるところなんですが、「授業以外でも皆さんのお力になれることがございましたら、是非是非!!」なアティテュードなのです。

我が社は。

我が社のはずですが、ひとりにひとりに確認し、踏み絵とかをしたわけでもなく、人それぞれだと思いますので、少なくても私はそうなのです。

ということで、授業以外でも学びの場所を提供できるようにと月イチ自習室という企画を行っております。

先週は8人のご参加!!

募集定員的に満員御礼です。

基本、私が中心的にご質問にお答えするので、この人数、この時間がキャパシティ的な限界値だと思います。

その中で嬉しかったこと。

先月ぐらいに卒業して現在就活準備中の方。

あと1回授業を残して、現在就活中の方。

毎週2回ぐらい休まずに通われる真面目さと、いつも楽しそうなお人柄、そしてできなかったときの悔しさと負けん気がおふたりの共通項。

おふたりとも「あと、授業が10回ぐらいあれば、一気に成長しそうやのに…」と思ってたのですが、ご本人たちもスクールに来なくなってからもずっと頑張ってきたのでしょう。

おふたりともすごい成長、すごい進化でした。

私は

「自分で考えて成長していけるように教える」

を念頭に教えていますし、基礎的な考えを徹底して教えているので、ご本人がやればやるほど、どんどんうまくなっていくはずだとは思っています。

でも、やるかやらないかはご本人の意志の問題になるので、やらなかった場合、それだけの影響力や説得力しか与えられなかった自分の力のなさを悔やむしかないのです。

が、成長してて本当に感動しました。

頑張る、成長するって本当に大変な作業ですからね。

頑張った。

成長した。

この子たちは、この業界に入ったら、さらに頑張って、成長していく可能性が高い子たちですよね。

自分たちでそれを証明しているわけですから。

そして、今後の人生において大切な宝物になると思うのです。

これからは

「できるか?できないか?」

じゃなくて、

「どうすればできるか?」

を考えるようになるからです。

人がやってることは、特別な才能を持つ人しかできないことでなければ、どうにかすればできるんです。

できないのは、実はできないじゃないのです。

やろうとしてないだけです。

という感じで、ひさびさにブログを書けてホッとしてます。

お仕事柄、どうしても似たような話になりがちですね。

授業はすごい理論的でわかりやすいと、プロの方々からもご高評なので、私はたぶんロジックから物事を考えていく人間みたいです。

でも、私が本当に伝えたいのは、最初は理論なんかより、いいものをつくってやろうという気持ちが大切ってことです。

本人が楽しそうにつくったものは見る人にも伝わります。

人ってそこまで上手に嘘をつけませんよ。

魂がなければ、どんな理論も意味はないってことですね。

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このブログについて

代表の脳内を大公開。思ったことを思ったまんまに書き殴るタイプのブログです。子どもの頃から基本的にフザケてたら、社長になってたり、40越えてたり、パパになってたりしてた人間の駄文となります。私以外のスタッフは皆さん真面目なので、弊社はれっきとした真面目な会社です。こんな阿呆に付き合わされて皆さん大変だと思います(棒読み)。