大阪本町制作所

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想像力

19.07.30

息子と映画仮面ライダーを見に行く。

「映画館」という場所に恐怖心を勝手に抱いているみたいで、映画館に入るやいなやずっと大泣き。

他のお客さんに迷惑をかけるわけにもいかないので、2分で退散。

行く前に何度も「映画館真っ暗やけど大丈夫?」と確かめたし、映画館に入るまではあんなに楽しそうだったのに…。

ということで、片手に息子、片手に特大ポップコーンとドリンク2カップを持ちながら必死で移動したりしたのですが、怒ることはなく。

奥さんは息子にも私にも(←どうなるかわからないのに前売り券を買った罪)お怒りでしたが。

なぜ、私に怒りのエナジーが沸き起こらなかったのか。

私が3歳半の時、映画館に行けたかどうか覚えてないし、自分の言葉にどれだけ責任能力があったかを覚えてないのです。

自分ができたかどうかわからないことを息子に怒る資格はないし、彼も悪気があったわけではないわけで。

3歳児が誇る凄まじき想像力が現実を超えて恐怖に置き換わっちゃったみたいで。

そんな感じで楽しみにしてた(←私が)仮面ライダージオウの映画はお蔵入りとなったので、いつかどこかで機会があれば見ようと思います。

ということで、相変わらず起きてる間ずっと何かを考えてしまう私ですが(皆さんの方がもっともっといろんなこと考えているのかもしれませんが)、「想像力」っていうものについて、最近はずっと考えているかもです。

幼い息子がいたり、高校で講師をさせてもらっていたり、社会人向けのスクールを運営していたりするなかで、幼少期の教育から成人の教育まで、教育について考えるのですが、就職までは「いかに言われた通りに従えるか?」が日本の教育なんだと思うのです。

想像力、もしくは創造力を養うというよりかは、言葉や数字、数式を暗記する、穴を埋めるところに重点を置き、同じ思想で純粋真っ直ぐな人間を増殖することを最良としている気すらします。

それがいざ大人になる(職に就く)と暗記力ではなく、何もないところから仮説を立てて、行動を遂行することを求められます。

前者の仮説を立てるというところで求めらるのが想像力です。

世の中はxとy、xとyとzのようなごくごく限定された条件ではなく、五次、六次…といろんな条件があり、その中から最適化をイメージし、その仮説に基づいて行動しなければなりません。

その仮設が本当に最適解だったか、そうじゃないとすればどこに問題があったのか?いつまで最適化で居続けれるものなのか?いろんなこと考えないといけません。

敵は同業者かもしれないし、社会かもしれません。

ということで、デザインもコーディングも想像力がなければ、ただ何かをなぞってるだけのものしかならないと思います。

どうすれば、皆さんの想像力を高められるか。

その方法論に近づけれれば、私も一歩成長なのかと。

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代表の脳内を大公開。思ったことを思ったまんまに書き殴るタイプのブログです。子どもの頃から基本的にフザケてたら、社長になってたり、40越えてたり、パパになってたりしてた人間の駄文となります。私以外のスタッフは皆さん真面目なので、弊社はれっきとした真面目な会社です。こんな阿呆に付き合わされて皆さん大変だと思います(棒読み)。