丸八
20.02.26
デザイン教える業を始めて早8年。
年々、言葉の解像度は高くなっているかと思います。
デザイン。
ゴールを設定し、そこに近づけていく作業。
私は右脳か左脳かどっちか知らないですけど、とりあえず作る前からいきなり「シャキーーーン」とイメージが湧くことが皆無なので、とりあえず「かっこいい」やら「美しい」やら「楽しい」やら「キキララ」やら「ニュースゼロ」やら、何かをイメージします。
で、試行錯誤していきます。
ああでもない。
こうでもない。
理屈に基づいた試行錯誤を繰り返していく中で、絶妙なバランスに出会えます。
だいたい、最初にタイトルとメインビジュアルのデザインを考えます。
そこがおおまかにできたら、次に重要なものか、一番重要性が低いものか、どちらかのデザインを始めます。
デザインは
・機能的にする
・イメージの再現
の両方を同時に達成するバランスを探る作業とも言えます。
そして、
・同じこと繰り返す
・近づける
・遠ざける
によって、「95%の統一感」と「5%の違和感」を表現し、人の気を引く作業だと考えています。
・レイアウト(位置、大きさ、余白)
・色(色相、トーン、色数)
・文字(書体、太さ、文字間・行間)
・画像(写真、イラスト、図)
・線/面(規則性、太さ、鋭さ)
という、デザインを構成する要素を、上記にあてはめ、伝えたいことと表現したいイメージをわかりやすくするために、バランスを取っていく作業です。
うちのスクールからプロのデザイナーを目指す方々には、そういうったことをお伝えし、実践の中でバランスを調整し、見本をお見せし、その中で成長していきます。
コース修了終盤やコース終了後に1〜2ヶ月終了後に拝見する皆さんのポートフォリオは、毎回講師の私を驚かせます。
「こんなに成長するんや! すごっ!」と。
皆さんは
・デザイナーとして、スタートラインに立つ技能
だけではなく、
・できるかどうかを考えるのではなく、どうしたらできるのか?を考える思考
・自分はやればできるという自信
が身に付きます。
ほい。
そんな感じで29日で起業して丸8年になります。
私は「世界中のみんなのことが大好きです!!」とかいう思想の持ち主では全くもってありません。
ですが、かつての自分や今の自分みたいな人がいたら、そういう方の力になりたいと思っています。
でも、私が必死のパッチでやったところで、それが届くのは私や我が社のことを信じてくれる方だけなので、信じてくれる方のためにとりあえず全力尽くしていきます。
スクール事業も8年やってみて、次のステップに進もうって思っています(もちろんスクールはずっと続きますよー)。
真面目にレールに乗っかることが全くできなかった分、他の人が体験してないこといっぱい体験してきたみたいで、どうやらそれが自分の武器なんだろう、と。
そんな感じで突き進め、私とその仲間たち。