大阪本町制作所

[綴る]

しゃちょうのブログ

スクロール

学校で教えられた理想的な人生のレールを大学卒業時にダイナミックに脱線してからフラフラ適当に生きてた私ですが、経営者やら学校の代表やらデザイン事務所の代表やらになってしまい毎日がなぜなぜ大辞典な今日このごろなわけです。

「自分ができないことをなぜ人はできるのか?」

をどこかで考えながら生きてきたんだと思うのですが、

今は

「自分ができることをなぜ人はできないのか?」

「自分がやることをなぜ人はやらないのか?」

を考える時間が、自分の頭の中の空白の時間を埋めていきます。

クソ。

カス。

ゲスい。

ダサい。

モサい。

社会不適合者な私は社会不適合者らしく、社会の端っこの方で現実を逃避しながら、自分がイヤなことはしないでおこう、めんどくさいことはしないでおこう、アホらしいと思うことはしないでおこう、やりたいことだけやっとこうと思ってただけだったのです。

そんな劣な私なのですが、今はその社会端っこ人生の中で知ったこと、経験したことを商品として、ご飯を食べてるわけです。

ひと言で言えば私のお仕事は

「つくる」

ことなのですが、

「つくるってめんどうくさくて、難しいことなんや」

と気付かされているところなのであります。

つくるってめんどくさい。

つくるって難しい。

「私は何かをつくるとき何考えてんやろ。。」

えーっと。

えーっと。

「めっちゃかっこええもんつくったろう」

「めっちゃおもろいもんつくったろう」

「見る人がビビるぐらいのもんつくったろう」

こんな感じの粒子が脳内をうごめいているのだと思います。

(脳みその中身を言葉に置き換える作業っていうのも、一番近い言葉を探している作業で、ふわふわした形のない何かでしかないと思ってます)

と考えると単なるモチベーションってことなのかしらということを脳みその中のふわふわが私に問いかけるわけです。

考えたら、物心ついたときから

「人に喜ばれたい」

「人を笑わせたい」

「かっこよく生きたい」

って思ってたので(ふわふわ)、その積み重ねが日々の生活を築き、見るもの、見方にまで影響して、その積み重ねがもうすぐ41歳の私なんだと思います。

恍惚と不安、希望と絶望とおはようこんにちわさようならする日々。

「つくる」

というお仕事は本当にめんどくさいし、難しいし、かといって社会的にクソ高い評価をもらえるわけでもないし(特にこの国では)というお仕事なのですが、いいものをつくってやるという高いモチベーションがなければ、無理なことなんだろうな、逆にそういうモチベーションがある人は誰でも到達できるぐらいのことなんだろうなと思う近頃の私。

そんなことを考えてる間に時間だけはどんどん過ぎていくので、とりあえずいろんなものをうまくまわして、最終的にお金を生み出すことが私の今の最優先のおしごとなので、脳みその隙間を駆使しながら、張り切ってやってくしかないなと思う休日の朝。

あ、もう昼。

 

日々そないに喜びを感じることがないわけですが(人としてよくないことですが)、最近自分に全然関係ないことで嬉しかったこと。

こちらをご覧の方のほっとんどが存じ上げないのかもしれませんが、中邑真輔というプロレスラーがいまして。

ずっと新日本プロレスという日本の団体で活躍していたのですが、昨年から世界最大のプロレス団体、アメリカのWWEという団体に移籍しまして、ついにSMACKDOWNという1軍に昇格したのです。

ただ、昇格したというだけじゃなくて、会場全体が「SHINSUKE NAKAMURA」の登場を総立ちで大歓迎で大興奮。

日本発の文化が、アメリカの大衆を大興奮させているということで鳥肌モノだったわけです。

私はデザインという「画で情報を伝える」ということを生業にしているわけですが、「日本語ありき」なのです。

私のデザインにおいて「日本語をいかに見せるか?」というものは大切な要素のひとつです。

書体。

コピー。

組み方。

逆に「日本語文化圏以外の方を喜ばせるデザインができるか?」と自分に問うと、そのへんはよくわからないのです。

アメリカであれば実際にアメリカに行き、フランスであれば実際にフランスで行き、本気でそこに住む人達の文化・習慣に触れないと、当てずっぽのデザインしかできないと思います。

そんな感じで、これまでアメリカでメジャーになったプロレスラーを見ると、ジャイアント・馬場、グレート・ムタ、TAJIRIという名前が思いつくのは、「デカい」「忍者ギミック」「セコセコして気持ち悪い日本人ギミック」という、それぞれ「非日常」を表現し、それが受け入れられた結果だったのです。

それはそれで凄いことなのですが。

で、今回の中邑真輔のすごいところが「日本でやってたことそのまんま」で1軍まで昇格し、アメリカ人たちに「かっこいい」って受け入れられているろころなのです。

言語圏を超えるって相当すごいことだと思ってます。

J-POPシンガーが「全米ヒットチャート◯位」って聞くと「え?アメリカ人は宇多田ヒカル聴いてんの?」って疑ってしまうのですが、そのへんはどうなんでしょう。

そんな感じで最近うれしかったこと。

っていう名前の事務所近くの焼肉屋さんが違う名前?お店になってリニューアルオープン。

この地で開業して早5年。

この間に多くの飲食店の入れ替わり立ち代わりを見てきました。

単純に飲食店不毛地帯だと思うのですが、夢見る飲食店経営者たち(なんでんかんでん川原社長みたいなんを妄想)が集まる場所なんでしょう。

There will be dream there。

と、the brilliant greenな気分にもなってしまうわけです。

そんな感じで本日のしゃちょうはおやすみ。

今日は家から一歩も出ず溜まってる仕事を全部やっちゃうぞぉぉぉぉつ!!!

野球見ながら。

13時からはソフトバンクの2軍戦でおそらくムネリン復帰戦で、16時からはソフトバンク vs 楽天を見ないといけません。

幼稚園児にして「篠塚」という漢字が読めたという野球から全てを学ぶ男なので、これはライフワークなのです。

野球 is 我が人生なのです。

そんな感じで急激にデザインのお話に代わりますが、いろいろと考えていくと最初から「デザイン=楽しい」との思いを抱かせる作業はすごい難しいのですが、楽しいじゃないことを積み重ねろということは、その先に余程のお金や地位や名誉でもない限り、拷問でしかないわけです。

他の人にはできない特別な何かをつくっていくことですから難しくって当たり前です。

真面目なだけでも、面白いだけでもつくれない知的ゲームなわけです。

それをどうやって「楽しいことの連続」に持っていくかが、スクール代表であり、デザイン会社代表である自分に与えられたミッションなんだろうと考えています。

めっちゃかっこいいもん、めっちゃ美しいもん、めっちゃ面白いもん、めっちゃかわいいもんを作ってやろうって気概をデザイン制作のモチベーションの原点に持たせ、楽しいの連続の中でいろんなことを気づかせる作業。

どうやってそこに導くか。

そんなことを考えてたら、息子が生まれて初めて吐きました。

しんどいのかアーアー泣いてたので抱っこしておりました。

さすがにしばらく食欲もないだろうと目の前にご飯を出したら、考える間もなく手づかみで食べ出し始めました。

この子は将来大物になると思います。


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