職業デザイナー
16.07.27
デザインってとっても難しい。
デザイナーに求められる能力は「人を動かす」ことだと思います。
そこには高い数学力による緻密な計算が求められ、高い国語力による構成能力が求められ、高いコミュニケーション能力による駆け引きが求められ、遊び心も求められます。
だから、いろんなものにアンテナ張ってないといけないし、「社会はどう変化していくのか?」とは永遠にお付き合いしないといけないわけです。
WEBでも、パンフレットでも、会社の広告を作るとしましょう。
本当に意味があるものを作ろうと思えば、その会社のことを知ること、その業界のことを知ること、今のその会社や業界の課題・強みを把握して、それに対してどういう選択肢を取るべきか。
そこは会社を営む人と同じ能力、それ以上の能力が求められると思います。
くっそ難しいわりにはあんまりお金にならない、社会的評価が低い業界であることは間違いないですが、そういう意識で仕事できるデザイナーが稀有ってことも原因で、そういう意識・能力を持つデザイナーはしっかりお金もらっています。
自分の地位を高めるのは自分の努力と知恵しかないです。
自分の能力に謙虚に向き合って、「社会はどうすれば動くのか?人の心はどうすれば動くか?」を考えることができるようになれば、デザイナーとしても、経営者としても成長でき、それが対価となって、それ相応の報酬をもらえるというわけです。
ザッツシンプル。