「こんな時期にそんなこと考えるなんて不謹慎だわ!!」
考えてしまうものは仕方がない。
本能の赴くままに生きるのみで我ありんす。
ということで、コロナから「へー、社会ってそうなってんのー?」って思ったことをば。
●ライブハウス問題
ライブハウスからライブハウスへという、これまで聞いたことがない感染経路。
そして、大阪のライブハウスで感染した人がいろんな都道府県に感染させる。
観客100人ぐらいのライブということで、バンド名とか私は絶対知らないと思うのですが、インターネットの普及や移動手段の多様化や気軽になったことにより、それぐらいの規模でもビジネスとして成り立ち、またそれを支える方々は全国から集まるんだなー、と。
移動へのハードルが下がることにより、感染病の広がりが国という規模を超えて、地球という範囲に。
考えたらすごい時代。
人が媒介となる時代。
●独裁 vs プライバシー
「コロナをばらまく」と告げてフィリピンパブに行く方。
クルーズ船から降りて、すぐスポーツジムに通う方。
副業がバレたらダメだから、コンビニバイトしてることを隠してた方。
日本は感染スピードはかなり遅いみたいですが、どうしようもなく感染させてしまう方は仕方ないと思いますが、こういう悪魔みたいな方や無自覚な方もいる。
性善説と性悪説っちゅうのが常々ありまして、性善説だけでは成り立たないのが人間社会であり、ビジネスであると思います。
前に上海に行ったときに町中のカメラの多さ=完全なる監視社会であることをお伝えしましたが、その話を日本の方にするとほぼ全員「信じられない」な反応だと思います。
ただ、フィリピンパブに行くおっさんは外出後2分後には銃殺されているかもしれません。
私、上海や蘇州でひとりで観光地じゃないところをテクテク歩いてたんですが、ひと気がないところを歩く際は監視カメラの存在を確認し、「安心〜♪」と歩いていました。
ある意味、日本より安全かも。
正体がよくわからない感染症。
国が様々な自粛を訴えても、日本国民は基本的に自由を与えられてるので、全員がその通りにはなりません。
フィリピンパブのおっさんは悪質ですが、無自覚に感染させてしまっている方もたくさんいます。
どこまでその人の責任かは誰も判断できないのですが、その人がライブに行かなかったら、これだけの拡大は防げていたわけですし、そもそもライブを行わなければ拡大は防げていたのです。
はい、誰もこうなるとは思っていなかったということは、大義名分として成り立ちます。
私もそっち側の人になってしまう可能性もあります。(万全に万全を期してますが…)
●リモート
さすがにこのような状況下になると「デザインスクールに入ろう」という考えの方も減りますし、事態が収束してから動き始まるんだと思います。
「やらなくても死なない」ことは、非常事態には本当に無力化してしまいます。
でも、家でやることがない!この間に何かしたい!
という方々が全国にたくさんいると思うのです。
ということで、社会全体が極力リモート化の流れが進んでいく中で、「あ、これはうちのスクールもオンラインでできるな」と。
直接接するからこそ伝わることや見えるものもお互いたくさんあると思いますが、場所にこだわってしまうと、場所、時間、金銭的に大阪の肥後橋まで通うことにハードルが低い方しか入学できないスクールになってしまいます。
そんな感じでオンライン授業の準備を急ピッチで進めていきますー。